ありがとうとだいすき。
「おれ全員のええじゃないか見たら泣きそう、ふはははは。泣きそうやな〜まじで。大丈夫かな〜…」
めぇドキュメンタリーの中の、組み立てられていく横アリのステージを見ながら、のぞむくんがカメラの前で1人お話してるときのコメントです。
この言葉を聞いたとき、わたしの涙腺は崩壊しました。
彼ら7人にはデビュー前に4→7というストーリーがあります。それは忘れようにも忘れられない出来事です。
ただわたしはもうそれにこだわっていません。
心のつっかえになってもいません。
決してなかったことにはならないけれど、彼らのことを話すたびに、いちいち引っ張り出してこなければいけないものだとも思っていません。
ただ、この4→7の話について、のぞむくんはMyojoの10000字インタビューでもあまり語らなかった。
語らなかった、というか予想通りの言葉しかくれなかった。ありきたりなというか、分かっていたとおりのあたたかいのぞむくんらしいお話をしてくれた。
それに不満はなかったし、がっかりしたわけでもない。
でもなんだろ、もっとのぞむくんが苦しかったこととか、辛かったこととか、そのときの負の感情のお話を聞きたかったなというのが少なからずあった。
のぞむくんは決してクールですましてるような人ではないので、ぱっと見なんでも話してくれそうに見えて、実は本質のところを何も話してくれない人だと思ってる。
万が一、彼がしんどいエピソードを話してくれることがあってもそれはもう彼にとって過去の話になったとき。
笑える話になったときようやくお話してくれる。
そういう人なのでわたしはいつも彼の苦しいや悲しい、つらい、しんどいをあとから知ることとなる。
アイドルとはそういうものだし、わたしたちファンが彼らの感情(特に負の感情)をリアルタイムで知れないのは当たり前なのだが、のぞむくんはそのタイムラグが特に大きい、とわたしは思ってる。
そんなのぞむくんが表情を見せながら話してくれた「おれ全員のええじゃないか見たら泣きそう」はわたしにとって大きかった。
4になった日から7になった日まで、そして7になってから初めてコンサートをする日までの丸一年のぞむくんの様々な感情が全て詰め込まれてる気がしたから。
他のメンバーはみんな集まって「「すげぇー」」「「テンションあがってきた!」」なんて話して、嬉しそうにしてて、そこから少し離れたところでひとりポツンと座ってカメラに向かって話すのぞむくん。
その状況とその言葉が、グループの末っ子が末っ子として抱えてきたもの、末っ子だから抱えなければならなかったもの、末っ子だからこそのしんどさ、つらさを教えてくれた気がした。
この人は人一倍うれしいのだと思った、7人でいれることが。この人は人一倍7人がよかったんだと思った。
ひとり未成年で、一番後輩で、物怖じせずに発言するようにみえて実は周りの顔色すごく伺って、自分が思う大事なことはあまり言えない人で、それは「大事なことなのに言えない」のではなくて「大事すぎて言えない」んであって、若干18歳が負えるような責任ではないと分かっているからで。
彼が抱えていたものの大きさをすごく感じられるコメントだったような気がしてる。
「泣きそうやな〜まじで。大丈夫かな〜…」
少し笑いながらそう話す彼は、少し疲れているようにみえた。やっとここまできたんだと、ここからがスタートだと分かっていても隠しきれない安堵と、明日から始まるという不安が入り混じって、とても子供っぽかった。
わたしがのぞむくんにとって心を許してくれてる相手なら痛いくらいに苦しいぐらいに抱きしめてあげたかった。
よく頑張ったね。いろいろあったね。
いつも笑って楽しそうにしててくれてありがとうね。
しんどいときも、悲しいときもそこにいてくれてありがとう。あなたは素敵だよ。最高にかっこいい男ね。
なんて、何様だよてめぇみたいな言葉をひたすらのぞむくんに語りかけたくなってしまう。
彼はデビューしてからもファンの間で物議を醸すような言動が多々あって(笑)もうほんとしっかりしてくれよ〜…って呆れることもあるけれど、やっぱりわたしは彼が好きだ。そもそも、そんな出来事でいちいち嫌いになることなんてないし、ずっと好きなんだけど、周りがなんて言おうが、他の人たちがどんだけ騒ごうが怒ろうが、わたしは彼を自分のすべてをかけてデロデロに甘やかしたい。
それが彼に届けなんて思わない。届かなくていい。
わたしが勝手にしてるだけだから。勝手に目一杯甘やかして、わたしが彼に出来得る限りのことをしたい。
そして彼を思って、彼のことで思考を巡らせたい。
それが楽しくてしあわせだから。それで十分。
けど、ここで誤解されたくないのはわたしが言う「デロデロに甘やかしたい」は、悪いことも"認める"ってことではなくて、悪いことも"受け止める"ってことであって、ダメなことはもちろんダメ。でもなぜそこに至ったのかは考えてあげたい、っていう甘やかしたいです。
(まぁ、これもわたしが勝手に思ってることなので、周りにどう思われてもいいっちゃいいんだけど)
「おれ全員のええじゃないか見たら泣きそう、ふはははは。泣きそうやな〜まじで。大丈夫かな〜…」
そんな深い意味があって言ったわけじゃないだろうし、単に嬉しくて楽しみな発言かもしれない。大方そうだろうと思う…(笑)
この記事の95%ぐらいがわたしの妄想でわたしの考えでほんとのところなんて分からない。
けど、わたしにはそう見えた。そう思えた。そう聞こえた。だから好きだと思った。好きになれてよかったと思った。これからも好きでいたいと思った。
結果そういう話です(まとめ方が雑)
「永遠」とか「ずっと」とかそんなもんあてにならないし、信じてないけど、それでも言いたくなるときがある。
ずっと好きだよ。
最後の自担です。
あなたを超える人がいない。